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HUNTER×HUNTER王位継承戦の相関図|カキン王子・クラピカ・旅団・ヒソカの現在地を整理

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結論:王位継承戦は「上層」「下層」「外側」の3層で見る
HUNTER×HUNTERの王位継承戦がわかりにくい理由は、単純に登場人物が多いからではありません。同じブラックホエール号の中で、別々の目的を持つ人たちが同時に動いているからです。
まずは、細かい名前を全部覚えようとせず、3つの層に分けるとかなり見やすくなります。
| 層 | 何が起きているか | 中心人物 |
|---|---|---|
| 上層 | カキン王子たちの王位継承戦 | クラピカ、ワブル、オイト、14王子 |
| 下層 | マフィア抗争と旅団・ヒソカの捜索 | 幻影旅団、ヒソカ、ヒンリギ、モレナ |
| 外側 | 暗黒大陸行きの国家プロジェクト | ビヨンド、十二支ん、ハンター協会 |
この記事では、39巻や411話以降に戻ってきた人向けに、王位継承戦の相関図を言葉で整理します。詳しい流れは王位継承戦編のネタバレ解説でもまとめていますが、ここでは「誰と誰がどうつながっているか」に絞ります。
超ざっくり相関図
まず、全体像はこうです。
カキン国王ナスビ
└─ 14人の王子に王位継承戦を仕掛ける
├─ 上位王子:ベンジャミン、カミーラ、チョウライ、ツェリードニヒ
├─ 中位王子:ツベッパ、タイソン、ルズールス、ハルケンブルグ
└─ 下位王子:カチョウ、フウゲツ、マラヤーム、ワブルなど
クラピカ
├─ ワブル王子とオイト王妃を護衛
├─ ツェリードニヒが持つ緋の眼を追う
└─ 同じ船にいる幻影旅団とも因縁がある
幻影旅団
├─ 船内でヒソカを探す
├─ カキンの宝にも関心がある
└─ マフィア抗争に巻き込まれる
ヒソカ
└─ 旅団員を狩る側に回っている
カキン三大マフィア
├─ シュウ=ウ一家
├─ シャ=ア一家
└─ エイ=イ一家
└─ モレナが船内の秩序を壊している
この時点で、王位継承戦は「王子だけの戦い」ではないとわかります。クラピカは王子の護衛でありながら、緋の眼、幻影旅団、念講習、オイトとワブルの保護まで抱えています。旅団は王位継承戦そのものの参加者ではないのに、同じ船にいるせいで下層の火種になっています。
クラピカ周辺:守る相手と追う相手が違う
クラピカの関係だけ見ると、王位継承戦の痛さがかなり見えます。
| 人物 | クラピカとの関係 |
|---|---|
| ワブル | クラピカが護衛する第十四王子。赤子で最も弱い立場に近い |
| オイト | ワブルの母。クラピカに生存を託す王妃 |
| ツェリードニヒ | 第四王子。クルタ族の緋の眼を持つ危険人物 |
| ビル | クラピカと同じワブル陣営の護衛 |
| バビマイナ | ベンジャミン私設兵。ワブル陣営を監視する立場 |
| 幻影旅団 | クラピカの宿敵。同じ船内にいる |
クラピカの本来の目的は、緋の眼を取り戻すことです。そのためにカキン王子の護衛募集へ入りました。
ところが、実際に守ることになったのは第十四王子ワブルとオイト王妃です。ワブルは赤子で、政治的にも戦闘的にもほとんど何もできません。オイトも強大な後ろ盾を持つ王妃ではなく、生き延びるためにクラピカへ手を伸ばした人です。
つまりクラピカは、追うべき相手と守るべき相手が別々になっています。
- 追う相手:ツェリードニヒ
- 守る相手:ワブルとオイト
- 警戒する相手:他王子、私設兵、守護霊獣
- 因縁の相手:幻影旅団
- 消耗要因:エンペラータイム
王位継承戦のクラピカは、強いのに自由ではありません。むしろ強いからこそ、いろいろな役割を引き受けざるを得なくなっています。
カキン王子:全員を暗記しなくていい
14人の王子を最初から全部覚えようとすると、だいたいここで疲れます。まずは役割で分けるのがおすすめです。
| グループ | 王子 | 見方 |
|---|---|---|
| 強硬派 | ベンジャミン、カミーラ | 正面から圧力をかける危険な上位王子 |
| 政治型 | チョウライ、ツベッパ、ルズールス | 交渉や状況判断で動く王子 |
| 最重要危険人物 | ツェリードニヒ | クラピカの目的と直結する第四王子 |
| 理想と暴発 | ハルケンブルグ | 正義感と集団性が強力な形で出る王子 |
| 姉妹の悲劇 | カチョウ、フウゲツ | 継承戦の残酷さが見える軸 |
| 守られる側 | マラヤーム、ワブル | 周囲の護衛や母親の判断が重要になる王子 |
特に最初に押さえるなら、ベンジャミン、カミーラ、ツェリードニヒ、ハルケンブルグ、ワブルです。
ベンジャミンは軍事力を持ち、私設兵を各陣営に送り込むことで盤面を押さえようとします。カミーラは死後の念が絡むため、普通に倒せばいい相手ではありません。
ツェリードニヒは、クラピカにとって最悪の相手です。緋の眼を持ち、残虐性があり、しかも念の才能が異常。王位継承戦を「クラピカの物語」として読むなら、ツェリードニヒは絶対に外せません。
ハルケンブルグは、一見すると他の上位王子より理想主義的に見えます。しかしHUNTER×HUNTERでは、正しさや信念がそのまま安全につながるとは限りません。彼の集団性と能力は、王位継承戦を大きく揺らす力があります。
守護霊獣:王子本人の意思だけでは読めない
王位継承戦をややこしくしている最大の要素が、守護霊獣です。
守護霊獣は、壺中卵の儀によって王子たちに憑く念獣です。本人の性質や欲望を反映しますが、王子本人が完全にコントロールしているわけではありません。
ここが重要です。
- 王子本人の意思
- 守護霊獣の働き
- 王妃や護衛の判断
- 私設兵の命令
- 他王子陣営の干渉
これらがずれます。だから「この王子はこう考えているから、次はこう動く」と単純には読めません。
クラピカの念講習が重要なのも、ここに理由があります。念を知らない護衛が多いままだと、守護霊獣の影響を受けても何が起きているのか理解できません。クラピカは講習を通じて時間を稼ぎ、情報を集め、ワブル陣営を守るための最低限の土台を作っています。
幻影旅団とヒソカ:王位継承戦とは別の爆弾
王位継承戦の上層だけでも大変なのに、下層では幻影旅団とヒソカの問題があります。
ヒソカはクロロとの戦いを経て、旅団員を狩る側に回りました。旅団はヒソカを探しています。しかも、その舞台がブラックホエール号です。
この関係は、王子たちの王位継承戦とは別軸です。
| 人物・集団 | 目的 |
|---|---|
| 幻影旅団 | ヒソカ捜索、船内での獲物、カキンの宝 |
| ヒソカ | 旅団員を狩る |
| クラピカ | 緋の眼、ワブル護衛、旅団への因縁 |
| マフィア | 船内階層の利権と抗争 |
旅団とヒソカは、王位継承戦のルールで動いていません。ここが怖いところです。上層の王子たちが高度な情報戦をしている一方で、下層では別の暴力と混乱が増えています。
さらにクラピカの宿敵である旅団が同じ船にいるため、いずれ上層の物語と下層の物語がぶつかる可能性もあります。
マフィア抗争:下層の治安を壊している勢力
カキンには三大マフィアがあります。
| 組織 | 見方 |
|---|---|
| シュウ=ウ一家 | ヒンリギ周辺が目立つ勢力 |
| シャ=ア一家 | 旅団との接点が出る勢力 |
| エイ=イ一家 | モレナ率いる危険な勢力 |
特に重要なのは、モレナ率いるエイ=イ一家です。
王位継承戦は上層の王子たちの争いですが、船全体が安全でなければ上層も無傷ではいられません。下層で人が増え、秩序が崩れ、マフィア抗争が激しくなれば、情報も人員もどんどん乱れます。
HUNTER×HUNTERの今の面白さは、ひとつの戦いが終われば次へ進む構造ではないところです。王子、護衛、旅団、ヒソカ、マフィアがそれぞれ別の目的で動き、その結果として船全体が危険になっていきます。
読むときのコツ:名前より「火種」で覚える
王位継承戦は、名前を完璧に覚えるより、火種で覚えるほうが読みやすいです。
| 火種 | 覚え方 |
|---|---|
| クラピカとワブル | 弱い王子を守る護衛任務 |
| ツェリードニヒ | 緋の眼と異常な念の才能 |
| ベンジャミン私設兵 | 上位王子の軍事的な圧力 |
| 念講習 | クラピカが時間と情報を稼ぐ場 |
| 幻影旅団とヒソカ | 下層にある別軸の殺し合い |
| モレナ | 船内秩序を壊す危険なマフィア |
| 暗黒大陸 | まだ到達していない本来の目的地 |
「誰が何王子だっけ」と止まるより、「この人はどの火種に関係しているか」で読む。これだけでかなり楽になります。
どこから読み返すと相関図が入りやすい?
王位継承戦の関係を戻すなら、33巻から38巻です。
| 読み返し範囲 | 向いている人 |
|---|---|
| 32巻終盤〜38巻 | アニメの続きから入りたい人 |
| 33〜39巻 | 王位継承戦をちゃんと戻したい人 |
| 37〜39巻 | 旅団、ヒソカ、マフィア周辺を急いで戻したい人 |
| 32巻終盤〜39巻 | アニメ後から単行本で一気に追いつきたい人 |
連載再開に合わせてどこから読むかは、連載再開でどこから読む?追いつきガイドで整理しています。39巻前後の盤面だけ知りたい人は、39巻前後のおさらいも先に読むと入りやすいです。
まとめ:王位継承戦は「誰が強いか」より「誰の目的がぶつかるか」
HUNTER×HUNTER王位継承戦は、強さランキングのように読むと混乱します。大事なのは、誰が誰を倒すかより、誰の目的がぶつかっているかです。
クラピカはワブルを守りながら、ツェリードニヒと緋の眼を追っています。王子たちは守護霊獣を抱え、上層で王位を争っています。下層では旅団、ヒソカ、マフィアが別の目的で動いています。
暗黒大陸へ向かう前に、人間側の争いだけで船が壊れそうになっている。ここを押さえると、王位継承戦の情報量はただの難しさではなく、じわじわ面白い圧力として読めるようになります。
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