導入部分
ハイキュー!! 春高予選〜全国大会篇――「飛べない烏」が全国の大舞台に羽ばたく。東京合宿で大きく成長した烏野高校は、春高予選に挑みます。条善寺、和久谷南を撃破し、インターハイ予選で敗れた青葉城西にリベンジ。そして宮城県決勝では「絶対王者」白鳥沢学園と、フルセット5セットの死闘を繰り広げます。念願の全国大会出場を果たした烏野を待ち受けるのは、椿原学園、宮侑率いる稲荷崎、そして因縁の音駒との「ゴミ捨て場の決戦」。長大な物語をネタバレありで徹底解説します。
この記事でわかること
- 春高予選の全試合結果とスコア
- 白鳥沢学園・牛島若利との死闘の全貌
- 全国大会での椿原・稲荷崎・音駒との激闘
- 月島の覚醒が花開く白鳥沢戦のドラマ
- 「ゴミ捨て場の決戦」の感動
読了時間:約15分 | おすすめ度:★★★★★
基本情報
【春高予選〜全国大会篇 基本情報】
- 収録:単行本18巻〜33巻
- 主要キャラ:日向翔陽、影山飛雄、月島蛍、牛島若利、天童覚、及川徹、宮侑、宮治、孤爪研磨、黒尾鉄朗
- 核となるテーマ:全国への挑戦、チーム一丸、個の覚醒、宿命の対決
- 舞台:宮城県春高予選、東京体育館(春高全国大会)
あらすじ
⚠️ ここから先、春高予選〜全国大会篇のネタバレを含みます
春高予選 ― 予選ラウンド
一次予選を突破
- 烏野は一次予選で扇南(25-16、25-13)、角川(25-22、25-19)を連破して代表決定戦に進出
- 東京合宿で身につけたシンクロ攻撃が威力を発揮
- チーム全体のレベルが格段に上がっていることを証明
条善寺戦(セットカウント2-0:25-21、25-20)
- 代表決定戦の初戦は、自由奔放なプレースタイルが特徴の条善寺
- セッター・照島が型にはまらないトス回しで烏野を翻弄しようとする
- しかし烏野は合宿で培った対応力で冷静に処理
- ストレート勝利で準々決勝へ進出
和久谷南戦(セットカウント2-1:25-20、20-25、25-23)
- 粘り強い守備とコンビネーションが武器の和久谷南
- 第2セットを落とすが、第3セットで粘りを見せて逆転勝利
- 山口忠がジャンプフローターサーブで初のサービスエースを記録
- 準決勝進出を決める
青葉城西リベンジ ― 準決勝
インターハイ予選の雪辱
- 準決勝で再び青葉城西と対戦
- 及川徹率いる青葉城西はインターハイ予選後もさらに成長
- 前回はフルセットで敗れた烏野だが、今度はチーム全体が進化している
試合のポイント
- 日向と影山の新しい変人速攻が機能
- シンクロ攻撃で青葉城西のブロックを分散
- 菅原の途中出場によるリズムチェンジ
- 及川もまた全力で烏野に立ち向かう
烏野の勝利
- フルセットの激闘の末、烏野が青葉城西を破る
- インターハイ予選での悔しさを晴らすリベンジ達成
- 及川は敗退後も影山に「まだ俺の方が上だ」とプライドを見せる
- 宮城県代表決定戦の決勝へ進出
白鳥沢学園との県決勝 ― 絶対王者への挑戦
白鳥沢学園高校
- 宮城県最強の絶対王者
- 全日本ユースにも選出されているエース・牛島若利を擁する
- 左利きから放たれる超重量級のスパイクが最大の武器
- 天童覚のゲスブロック、五色工の台頭
第1セット(16-25 白鳥沢)
- 牛島のスパイクの威力に烏野が圧倒される
- 通常のブロックでは止められない重さと角度
- 白鳥沢のペースで試合が進み、第1セットを大差で落とす
第2セット(31-29 烏野)
- 烏野が反撃を開始
- 月島がリードブロックで牛島のスパイクコースを限定
- 日向の変人速攻と東峰のパワースパイクで得点を重ねる
- デュースにもつれ込み、31-29で烏野が奪取
第3セット(18-25 白鳥沢)
- 白鳥沢が立て直し、牛島が再び猛威を振るう
- 天童の読みブロック(ゲスブロック)が烏野の攻撃を封じる
- 再び白鳥沢がセットを奪い、セットカウント2-1でリード
第4セット(29-27 烏野)
- 後がない烏野が全力で食らいつく
- 月島がついに牛島のスパイクをシャットアウト!――この瞬間、月島の覚醒が完全に開花
- しかし月島はブロックの際に手を負傷し、途中退場
- 残されたメンバーが月島の分まで戦い、29-27で第4セットを奪取
- 運命のフルセット第5セットへ
第5セット(21-19 烏野)
- 月島がテーピングをして試合に復帰
- 日向、影山、東峰、田中、西谷――全員が全力を出し切る
- 牛島の猛攻に何度も追い詰められるが、烏野は諦めない
- 最後は日向がブロックフォローからの切り返しで決着
- セットカウント3-2で烏野が白鳥沢を撃破
- 烏野高校、春高全国大会出場決定!
春高全国大会 ― 全国の舞台
1回戦:烏野 vs 椿原学園(セットカウント2-0:25-23、25-23)
- 全国大会の初戦
- 緊張する烏野だが、着実に試合を進める
- 日向が全国の舞台でも変人速攻を決め、存在感を示す
- ストレート勝ちで2回戦進出
2回戦:烏野 vs 稲荷崎(セットカウント2-1:27-25、16-25、32-30)
- 全国屈指の強豪・稲荷崎高校との対戦
- 宮侑・宮治の双子コンビが烏野に立ちはだかる
- 宮侑は天才セッターにしてサーブの名手
- 宮治はパワフルなスパイカー
稲荷崎戦の激闘
- 第1セットは僅差で烏野が奪取(27-25)
- 第2セットは稲荷崎が地力を見せて大差で奪い返す(16-25)
- 第3セットは一進一退の攻防、デュースに突入
- 宮侑のサーブ、宮治のスパイクに翻弄されながらも烏野は食らいつく
- 32-30の超デュースの末、烏野が勝利
ゴミ捨て場の決戦 ― 烏野 vs 音駒
3回戦:烏野 vs 音駒(セットカウント2-1:25-27、26-24、25-21)
- ついに実現した「ゴミ捨て場の決戦」
- 烏野と音駒の長年の因縁が、公式戦で初めて激突
- 烏養元監督と猫又監督の悲願が叶う
「繋ぎ」vs「攻め」
- 音駒の「ボールを落とさない」バレーが烏野の攻撃を受け止める
- 研磨の頭脳が烏野の攻撃パターンを分析し、的確に対応
- 日向と研磨の直接対決――身体能力 vs 戦術眼
- 第1セットを音駒が先取(25-27)
激闘の結末
- 第2セットは烏野が意地で奪い返す(26-24)
- 第3セットは烏野がリードを広げ、25-21で勝利
- 研磨は試合後、初めて「楽しかった」と笑顔を見せる
- 黒尾は「ゴミ捨て場の決戦がやっとできた」と感無量
- 烏野は準々決勝進出を決める
この編の見どころ
見どころ1:白鳥沢戦 ― ハイキュー!!最高峰の試合
白鳥沢戦は、ハイキュー!!全体でも最高峰の試合の一つです。
なぜ白鳥沢戦が特別なのか
- フルセット5セットマッチという大舞台(決勝のみ5セットマッチ)
- 「絶対王者」に「落ちた強豪」が挑む構図
- 月島の覚醒が完全に花開く瞬間
- 全員が限界を超えて戦う姿
- 試合終了後の感動的な描写
見どころ2:月島の覚醒完成 ― 牛島のスパイクを止めた瞬間
東京合宿で芽生えた月島の闘志が、白鳥沢戦で完全に開花します。
- 黒尾から教わったリードブロックの技術を実践
- 全日本ユースの牛島のスパイクをシャットアウト
- 手を負傷してもコートに戻る執念
- 「たかが部活」と言っていた少年が、試合に全てを賭ける
見どころ3:稲荷崎戦 ― 宮兄弟との超デュース
宮侑・宮治の双子コンビは、これまでの相手とは次元が違う強さです。
- 宮侑の変幻自在なサーブとトス
- 宮治のパワフルかつ繊細なスパイク
- 双子ならではの阿吽の呼吸によるコンビネーション
- 第3セットの32-30という歴史的な超デュース
見どころ4:ゴミ捨て場の決戦の感動
長年の伏線が結実する「ゴミ捨て場の決戦」は、ハイキュー!!随一の感動回です。
- 烏養元監督と猫又監督の長年の夢が叶う
- 日向と研磨のライバル関係の到達点
- 研磨が試合後に見せた笑顔の意味
- 黒尾の感無量の表情
この試合は2024年2月に公開された劇場版「ゴミ捨て場の決戦」としても映像化され、大ヒットを記録しました。
見どころ5:山口忠の成長
控えだった山口がチームに貢献する姿が胸を打ちます。
- 月島の陰に隠れていた存在から、ピンチサーバーとしてチームの武器に
- ジャンプフローターサーブという武器を独自に磨き上げた
- 白鳥沢戦ではサーブで流れを変える重要な場面を担う
- 「ナイスサーブ」という仲間からの声に応える姿
印象的な名シーン・名言
月島が牛島のスパイクをシャットアウトする瞬間
白鳥沢戦第4セット、月島がリードブロックで牛島の強烈なスパイクを完璧にシャットアウト。体育館が静まり返り、月島自身も信じられないという表情を見せる。東京合宿から積み重ねてきた全てが結実した瞬間。「たかが部活」の少年がバレーに全てを賭けた瞬間です。
「“6人”で強いのが烏野」
白鳥沢戦で烏野の強さを評した言葉。牛島のような個の力ではなく、6人全員が機能することで強さを発揮するチーム。個々の能力では劣っても、チームワークで上回る。ハイキュー!!が描く「チームスポーツ」の本質です。
白鳥沢戦終了後の描写
全国大会出場を決めた烏野メンバーの姿。澤村の涙、東峰の安堵、菅原の歓喜。3年間の努力が報われた瞬間の描写は、読者の涙を誘います。
稲荷崎戦第3セットのデュース
30-30を超えるデュースの中で、一球一球に全てを賭ける両チーム。日向が宮侑のサーブをレシーブし、影山がトスを上げ、東峰が決める。チーム全員のリレーで勝利を掴む烏野の姿が印象的です。
研磨の「楽しかった」
ゴミ捨て場の決戦の終了後、いつも無気力に見える研磨が初めて「楽しかった」と口にする。体力の限界を超え、全力で戦った末の感想。日向との出会いが研磨を変えたことを示す感動的なシーンです。
キャラクター解説
牛島若利:宮城の絶対王者
プロフィール
- 白鳥沢学園3年生
- ポジション:ウイングスパイカー(キャプテン)
- 身長:189.5cm
この編での特徴
- 全日本ユース代表にも選出されるトップスパイカー
- 左利きから放たれる超重量級のスパイクが最大の武器
- 寡黙だが、バレーボールに対する姿勢は誰よりも真摯
- 「強いのは俺だ」という圧倒的な自信
天童覚:ゲスブロッカー
プロフィール
- 白鳥沢学園3年生
- ポジション:ミドルブロッカー
この編での特徴
- 「ゲスブロック」(読みだけで跳ぶブロック)の使い手
- 相手の攻撃パターンを直感で読む
- リードブロックの逆を行く独特なスタイル
- 月島のリードブロックとの対比が印象的
宮侑:双子の天才セッター
プロフィール
- 稲荷崎高校2年生
- ポジション:セッター
この編での特徴
- 全国屈指の天才セッター
- 強力なジャンプサーブも武器
- 双子の弟・宮治との阿吽のコンビネーション
- 影山と並ぶ高校バレー界最高のセッター
- 後にMSBYブラックジャッカルで日向のチームメイトとなる
宮治:パワーと技術のスパイカー
プロフィール
- 稲荷崎高校2年生
- ポジション:ウイングスパイカー
この編での特徴
- 宮侑の双子の弟
- パワフルかつ正確なスパイクが持ち味
- 侑との双子コンビネーションで烏野を苦しめる
- 卒業後はプロの道ではなくおにぎり屋を目指す
孤爪研磨(再登場):ゴミ捨て場の決戦
この編での特徴
- 烏野との公式戦で初めて全力を出す
- 日向との直接対決で「楽しい」という感情を初めて味わう
- 音駒のチーム全体を動かす司令塔
- 試合後の「楽しかった」が全てを物語る
まとめ
春高予選〜全国大会篇は、ハイキュー!!の物語における最大のクライマックス群です。
この編の魅力
- 白鳥沢戦のフルセット5セットの死闘
- 月島の覚醒が完全に花開く牛島戦
- 青葉城西へのリベンジ達成
- 稲荷崎との第3セット超デュースの緊張感
- 「ゴミ捨て場の決戦」という長年の伏線の結実
- 研磨の「楽しかった」という一言の重み
16巻にも及ぶ長大なエピソードですが、全ての試合に意味があり、全てのキャラクターに見せ場があります。特に白鳥沢戦は、烏野が「落ちた強豪」から「全国出場校」に返り咲く瞬間を描いた、シリーズ屈指の名勝負です。
まだ読んでいない方へ 春高予選から全国大会まで、息つく間もない激闘の連続です。白鳥沢戦で涙し、稲荷崎戦で手に汗握り、音駒戦で胸が熱くなる。バレーボールを知らなくても、この試合の興奮は必ず伝わります。
もう一度読み返したい方へ 白鳥沢戦で月島が牛島のスパイクを止めるシーンを読み返す時、東京合宿での「下手くそだからじゃない?」を思い出してください。あの一言がなければ、この瞬間は生まれなかった。ハイキュー!!は全てのシーンが繋がっています。
次は鷗台戦・最終章。烏野の春高全国大会は衝撃の展開を迎え、物語はプロの世界へと続いていきます!
この編を読むなら
まず試し読み、気に入ったら巻別購入かまとめ買いでチェック
ハイキュー!! 18巻
ハイキュー!! 19巻
ハイキュー!! 20巻
ハイキュー!! 21巻
ハイキュー!! 22巻
ハイキュー!! 23巻
ハイキュー!! 24巻
ハイキュー!! 25巻
ハイキュー!! 26巻
ハイキュー!! 27巻
ハイキュー!! 28巻
ハイキュー!! 29巻
ハイキュー!! 30巻
ハイキュー!! 31巻
ハイキュー!! 32巻
ハイキュー!! 33巻
※ 上記リンクから購入すると、サイト運営の支援になります。価格は各ストアにてご確認ください。
